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>「アナール派」については存じません。よろしければその「意味」のエッセンスなどご紹介くださいませんか?
自分が歴史学プロパーなもので、「マルクス派」が全員知っているわけではないこと、つい失念します。
アナール派は、マルクスどころかその反対ですね。
もともとは、20世紀の第一次大戦ごろと思うのですが、フランスでマルコ・ブロックとルシアン・フェーブルが
組んで、『社会経済史年報』という雑誌を作ったのが始まりです。
「年報」は、英語でジャーナルですが、フランス語ではアナールらしく、学派の名前はここからです。
ヨーロッパ歴史学の保守本流のランケ的政治中心史観に反対し、
民衆の日常の生活、身の廻りのものに注目していこう、みたいな評価でええでしょうか、
一般に「社会史」と言われているものですね。
でも、ものの本を読んでも、「マルクス派」との関係が判然としないのです。
「政治史観」に反対し、「社会経済」なら、マルクスと相和するみたいな気もするのですが、
この学派のもうひとつの、(もしくは主なる)テキさんは、マルクス主義史観ではないでしょうか。
このへん、私見なんですが、反マルクスを声に出していわんのは、欧州流のエレガントな粋り方なんでしょうかしら(笑
この学派は、第何世代かわすれましたが、重要なんに、フェルナン・ブローデルがいますね。
ブローデルこそ、資本主義を、マルクスと違う視角からみるなかでの最重要人物です。
近代を、「資本主義時代」と言わんと、「資本制も近代の重要な要素」というスタンスのようですよ。
(ps,時間経ってから思いつきましたが、これは、資本制を下部構造として看ない、、の云いですかね??)
とか、ちゃんと勉強してないんで、ブロックの『歴史のための弁明』、フェーブルの『ラブレー論』、
ブローデルの伝記や講演記録なんか、まず読むつもりです。
ブロックの主著『封建時代』もおもしろそうやし、ブローデルは、『地中海』ですね。最近、台湾でも訳がでました。
日本では、鶴見良行さんが、『ナマコの眼』の延長で、『地中海』のむこうを張って、
学生、研究者集めた一大共同研究で『瀬戸内海』を書き始めよう!としてたところ、鶴見先生急逝してしもて、
その弟子筋の学生がえらい落胆してたん、学生のころの思いでです。
網野善彦さんも、社会史のなかにはいるでしょう。
(『僕の叔父さん 網野善彦』中沢新一、集英社新書は見はりました?いまはわたしの座右の書で、
いつももちあるいて、読み直してます)
岩波新書の三巻本も、『日本社会の歴史』ですし。御当人、「ちょっと政治中心にしてもうた」みたいに
自己批判してはりますが(いま、読んでるんですが、中巻が消えました。昨晩夜食食うた食堂かなあ?)
ただ、「フランスには実はアナール派などいなくて、アナール派は、日本人の幻想や」とかいう怪情報も耳にします。
ながなが書きました(^^;
「従属理論」は、そうです、アミン、フランクです。
素人の妄想かも知れませんが、マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリン、または従属理論、なんかの、
「パターン的思考」は、とりあげようによったら、おもろい工具になるんではないでしょうか。
いや、弁証法=価値形態論を知らぬからいえるのかな。
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